この記事では、「お支払いの利用承認が得られませんでした」は迷惑メール!注意喚起ということを紹介しています。
Amazonから注文の支払いについて承認が得られなかったことをお知らせいたします。という内容のメールが届きました。
余談になりますが、Amazonをよく利用しています。最近は週一くらいで買い物しているので使用する頻度も高くなってきているので、Amazonからのなりすましメールに反応しないように注意しています。
最近のなりすましメールの見た目の完成度が高くなってきつつあります。一見、公式メールのような外観なので、特に注意が必要なAmazonからの「お支払いの利用承認が得られませんでした」という一通のメール。
このメールは迷惑メールです。
このメールを迷惑メールと判断した見分け方のポイントを以下にあげていますのでご覧ください。
迷惑メールと判断した見分け方のポイント
差出人のメールアドレスがおかしい
差出人のメールアドレスが「support@service.nodelive.net」となっています。
アマゾンの正式なメールアドレスのドメインは「@amazon.co.jp」です。ドメインとはメールアドレスの@より後の文字列のことです。
正式ドメインと異なるドメインのメールは迷惑メールです。
宛先がおかしい
宛先がメールアドレスになっているので、おかしい。
アマゾンからのメールであれば、宛先は登録されている名前になっています。
アマゾンからのメールで、宛先がメールアドレスのメールは迷惑メールです。
一番上の「Amazon.co.jp」画像のリンク先URLがおかしい
メール最上段にある「Amazon.co.jp」画像のリンク先URLが「https://amzaon.co.jp.sibbiomed.com/660ebca95ab13」となっています。
アマゾンの本当のURL「https://www.amazon.co.jp/」と異なります。
「お支払い方法について」アイコンのリンク先URLがおかしい
「お支払い方法について」アイコンのリンク先URLが「https://amzaon.co.jp.sibbiomed.com/660ebca95ab13」となっています。
アマゾンの本当のURL「https://www.amazon.co.jp/」と異なります。
「注文内容の確認・変更」のリンク先URLがおかしい
メール本文中にある「注文内容の確認・変更」画像のリンク先URLが「https://amzaon.co.jp.sibbiomed.com/660ebca95ab13」となっています。
アマゾンの本当のURL「https://www.amazon.co.jp/」と異なります。
「ギフト券認定販売店」のリンク先URLがおかしい
メール最下段にある「Amazon.co.jp」画像のリンク先URLが「https://amzaon.co.jp.sibbiomed.com/660ebca95ab13」となっています。
アマゾンの本当のURL「https://www.amazon.co.jp/」と異なります。
あやしいリンクを開いてはいけません。
一番下の「Amazon.co.jp」画像のリンク先URLがおかしい
メール最下段にある「Amazon.co.jp」画像のリンク先URLが「https://amzaon.co.jp.sibbiomed.com/660ebca95ab13」となっています。
アマゾンの本当のURL「https://www.amazon.co.jp/」と異なります。
迷惑メールの多くが偽のリンク先で入力された個人情報を抜き取ることが目的のフィッシング詐欺です。
アマゾンのWEBサイトにログインするためのユーザーID、パスワード、クレジットカードのカード番号、有効期限、セキュリティコード、更には本人認証(3Dセキュア)用のパスワードなどの個人情報を抜き取って悪用することを目的としたフィッシング詐欺メールです。
アカウントの状態は正式な手段を用いて確認する
疑わしいメールを受け取った場合、そのメールのリンクをクリックするのではなく、公式アプリやウェブサイトに直接アクセスして状況を確認してください。
パソコンを使う時は、信頼できるブラウザのブックマーク機能を使用して安全にログインすることが推奨されます。
迷惑メールに対しては、慌てず冷静に対応することが重要です。
迷惑メールの対策
Amazonの公式サイトで確認する
Amazonからのメールが本物か不安な場合は、公式サイトでアカウントの情報を確認しましょう。この時に、迷惑メールに記載されているリンクからアクセスすることは避けてください。
Amazonは公式に、個人情報をメールで要求することはないと明言しています。
Amazonでのやりとりしたメールの内容は、「メッセージセンター」で確認可能です。次の手順に従って確認してみてください。
・Amazonの公式サイトにログインします。
・「アカウント&リスト」の下にある「アカウントサービス」を選択します。
・「Eメールとメッセージ」のセクションから「メッセージセンター」を選びます。
個人情報を入力しない
本文にあるリンクをクリックした偽サイトで個人情報を入力するところがあっても、個人情報を入力してはいけません。
フィルタリングサービスを利用する
プロバイダや携帯電話会社はメールフィルタリングサービスを提供しています。
フィルタリングサービスは自動で迷惑メールと思われるものを仕分けしてくれるので利用しましょう。
あやしいメールを開かない
あやしいメールは開かないことがいちばん重要です。
上記の迷惑メールを見分けるポイントを参考に、開かないで削除するようにしましょう。
カードの利用を停止する
迷惑メールのリンク先で個人情報を入力してしまった場合は、すみやかにカードを停止しましょう。
また、警察ではフィッシング110番として各都道府県にサイバー犯罪相談窓口があるので、実際に被害があった場合は最寄りの警察署に相談しましょう。
実際の迷惑メールです
迷惑メールの件名
お支払いの利用承認が得られませんでした
迷惑メールの本文
Amazon.co.jp
注文の支払いについて承認が得られなかったことをお知らせいたします。
入力した名前、有効期限、または郵便番号が銀行の情報と一致しないと、カード発行元が支払いを承認しない場合があります。
すみやかに有効なお支払い情報に更新いただけない場合、誠に勝手ながら、ご注文をキャンセルさせていただくことがあります。※
お支払いの利用承認が得られませんでした
支払い方法を更新する
支払い方法についての詳細および 注文内容の確認・変更の方法については、ヘルプページをご覧ください。
* 一部のカード発行元は、電子購入やインターネット購入におけるカードの利用に制限を設けています。入力した支払い情報が正しい場合は、カード裏面の番号からカード発行元に問い合わせて、ポリシーの詳細を確認することをおすすめします。カード発行元に連絡する際には、今回の正確な購入金額と詳細を伝えてください。
クレジットカードで支払わない場合は、お近くの認定販売店でAmazonギフト券を現金で購入いただき、お支払いに使用いただくことも可能です。
ギフト券認定販売店についての詳細はこちらをご覧ください。
注意: このEメールアドレスは配信専用です。このメッセージに返信しないようお願いいたします。
Amazon.co.jp
見た目、公式メールのようで迷惑メールの質も上がってきています。だまされないように注意が必要です。
まとめ
「お支払いの利用承認が得られませんでした」は迷惑メール!注意喚起ということを紹介しました。
以下がこのメールを迷惑メールと判断した見分け方のポイントです。
・差出人のメールアドレスがおかしい
・宛先がおかしい
・一番上の「Amazon.co.jp」画像のリンク先URLがおかしい。
・「お支払い方法について」アイコンのリンク先URLがおかしい。
・「注文内容の確認・変更」のリンク先URLがおかしい。
・「ギフト券認定販売店」のリンク先URLがおかしい。
・一番下の「Amazon.co.jp」画像のリンク先URLがおかしい。
以上の迷惑メール内のリンクすべてがおかしいことからこのメールを迷惑メールと判断しました。
詐欺メールも手を変え、品を変えしてメールの質を上げてきいます。
見かけがそっくりで、メールアドレスをなりすまされたら見分けがつかなくなってきています。
ますます、注意が必要になってきていますので注意しましょう。
迷惑メールとわかったら開かないで削除するのがいちばんです。
この迷惑メールが届いたら、すぐに削除しましょう。
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