この記事では、「みずほ銀行のお取引目的等のご確認のお願い」は迷惑メール!注意喚起ということを紹介しています。
みずほ銀行から、2019年6月より金融庁の「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」に基づき、お客さま情報やお取引の目的等を定期的に確認させていただいております。 というメールが届きました。これって迷惑メール?
ですが、お取引目的等のご確認のお願い というメールを受信されたあなた。
結論を言いますと、このメールは迷惑メールです。
このメールを迷惑メールと判断した見分け方のポイントを以下にあげていきますのでご覧ください。
迷惑メールと判断した見分け方のポイント

差出人のメールアドレスがおかしい
差出人の名前が「みずほ銀行」、メールアドレスが「event@onestep-miyazaki.com」となっています。
みずほ銀行の正式なメールアドレスのドメインは以下の4つです。ドメインとはメールアドレスの@より後の文字列のことです。
「@e-mail.mizuhobank.co.jp」
「@mm.mizuhobank.co.jp」
「@mizuho-bk.co.jp」
「send@tetsudukiweb.m041.mizuhobank.co.jp」
以上のドメインと異なるドメインのメールは迷惑メールです。
メールの件名とメール内容が一致しない
メールの件名が「【最終警告】NlCOSカードからの緊急の連絡」と「ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありました」というメール内容が一致していません。
メール本文には最終警告や緊急性について書かれていません。
「▼ご本人確認」のリンク先URLがおかしい
メール本文中の「▼ご本人確認」のリンク先URLが「https://murrayss.org/sampson.php」となっています。
みずほ銀行からの電子メールによる各種ご案内からのリンク先ページは「http://dm.mizuhobank.co.jp/xxx」です。
あやしいリンクを開いてはいけません。
みずほ銀行の名をかたりWEBサイトにログインするためのユーザーID、パスワード、クレジットカードのカード番号、有効期限、セキュリティコード、更には本人認証(3Dセキュア)用のパスワードなどの個人情報を抜き取って悪用することを目的としたフィッシング詐欺メールです。
あやしいリンクを開いてはいけません。
実際の迷惑メールです
迷惑メールの差出人とメールアドレス
差出人:みずほ銀行
メールアドレス:event@onestep-miyazaki.com
迷惑メールの件名
お取引目的等のご確認のお願い
迷惑メールの本文
平素より、みずほ銀行をご利用いただきありがとうございます。
みずほ銀行では2019年6月より金融庁の「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」に基づき、お客さま情報やお取引の目的等を定期的に確認させていただいております。お客さまにはお手数をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力をお願い申しあげます。
※なお、確認させていただく時期はお客さまごとに異なります。
※2022年09月27日までに「▼ご本人確認」より、お取引の目的等のご確認をお願いいたします。
▼ご本人確認※回答が完了しますと、通常どおりログイン後のお手続きが可能になります。
※一定期間ご確認いただけない場合、口座取引を一部制限させていただきます。▽お客さま情報等の定期的なご確認にご協力ください
【ご注意】
・お客さま個別の事由で口座のお取引が制限されている場合、本件のお手続きを完了しても制限は解除されません。
・その他重要なお手続きのご案内が表示される場合があります。ご案内を確認後、回答画面が表示されます。お客さまにはお手数をおかけいたしますが、何とぞご理解、ご協力のほどお願いいたします。
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お問い合わせは下記まで
みずほダイレクトヘルプデスク
フリーダイヤル: 0120-3242-99
海外からのご利用などフリーダイヤルをご利用いただけない場合は: 03-3211-9324[通話料有料]
※月曜日〜金曜日9時00分〜21時00分、土・日曜日、祝日・振替休日9時00分〜17時00分
1月1日〜2日はご利用いただけません。12月31日、1月3日の受付時間は9時00分〜17時00分です。
みずほ銀行━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

アカウントの状態は正式な手段を用いて確認する
疑わしいメールを受け取った場合、そのメールのリンクをクリックするのではなく、公式アプリやウェブサイトに直接アクセスして状況を確認してください。
PCを使う時は、信頼できるブラウザのブックマーク機能を使用して安全にログインすることが推奨されます。
迷惑メールに対しては、慌てず冷静に対応することが重要です。
迷惑メールの対策

個人情報を入力しない
本文にあるリンクをクリックした偽サイトで個人情報を入力するところがあっても、個人情報を入力してはいけません。
フィルタリングサービスを利用する
プロバイダや携帯電話会社はメールフィルタリングサービスを提供しています。
フィルタリングサービスは自動で迷惑メールと思われるものを仕分けしてくれるので利用しましょう。
あやしいメールを開かない
あやしいメールは開かないことがいちばん重要です。
上記の迷惑メールを見分けるポイントを参考に、開かないで削除するようにしましょう。
カードの利用を停止する
迷惑メールのリンク先で個人情報を入力してしまった場合は、すみやかにカードを停止しましょう。
また、警察ではフィッシング110番として各都道府県にサイバー犯罪相談窓口があるので、実際に被害があった場合は最寄りの警察署に相談しましょう。
まとめ
みずほ銀行のお取引目的等のご確認のお願い は迷惑メール!注意喚起ということについて紹介しました。
以下がこのメールを迷惑メールと判断した見分け方のポイントです。
・差出人のメールアドレスがおかしい
・「▼ご本人確認」のリンク先URLがおかしい
以上のポイントからこのメールを迷惑メールと判断しました。
迷惑メールとわかったら開かないで削除するのがいちばんです。
この迷惑メールが届いたら、すぐに削除しましょう。
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